Before
実装機で必要となる認識用のマークが表裏同じ位置にあると、表裏が逆であった場合でも機械で認識してしまい、作業工程が進んでしまうことがあります。発見が実装後になることによって手直しが必要となり、投入確認を行う必要があるなど時間がかかってしまいます。
After
実装機で必要となる認識用のマークは点対象位置からズラして配置することができれば、基板が表裏反転した状態が認識できるようになります。認識マーク配置の工夫によって実装工程の不良を未然に防ぐことができるように考慮することが望ましいです。
◆まとめ◆
認識マークによって実装の基準位置が決定されるため、一番最初の段階でエラーが発見できるようになり、ポカミス予防の観点からも効果があります。エラーであることが早い段階で発見できることでリカバリーも容易になります。