POINTS
設計のポイント

ネジの緩み防止のポイント

Before

ビスの緩みを防止し、落下を回避するためには、ねじロック材を使用することで対策を行うことができます。特に、座金付きのビスを選定することができれば、締め付ける作業だけで緩み防止効果も期待できます。

After

使用する部品だけではなく、ドライバーなどの工具を使用した実際の作業を行うことをイメージして設計することで、不要な工程を未然に防ぐことができます。汎用的な工具を使用して、作業時の手や工具の入る作業スペースも考慮できると望ましいです。

ビスの緩みを防止し、落下を回避するためには、ねじロック材を使用することで対策を行うことができます。特に、座金付きのビスを選定することができれば、締め付ける作業だけで緩み防止効果も期待できます。

◆まとめ◆

ねじロック材や座金付きビスを選定することができれば、振動によるビスの脱落が防止できます。また、仮止めが必要な場合、仮止めしたまま組みつけられることによる落下の可能性が出てきます。仮止めの必要のない設計にすると回避でき、仮止めのコストも削減できるため、選定の際に考慮することが望ましいです。