Before
トランジスタなどの発熱部品を放熱させるためには、ビスで放熱器に取り付けることが必要ですが、筐体を考慮した上で設計を行わないと、ドライバーなどの工具が使用に制限が生じて、工程変更が必要になる場合があります。工程変更になると納期・コストともに増加してしまいます。
After
使用する部品だけではなく、ドライバーなどの工具を使用した実際の作業を行うことをイメージして設計することで、不要な工程を未然に防ぐことができます。汎用的な工具を使用して、作業時の手や工具の入る作業スペースも考慮できると望ましいです。
◆まとめ◆
設計の初期段階で部品配置を考えておかないと、工程変更や、最悪の場合は筐体設計変更が必要になる場合があります。最終的な組付けも考えて、実際の作業を行うことをイメージしてドライバーなどの工具が使用できるように設計することが大切です。