POINTS
設計のポイント

ノイズ対策は周波数特性を考慮してコンデンサを選定する

Before

電子回路の電源でノイズが発生し、対策をする際に、アルミ電解コンデンサでは特性上低い周波数のリップル等は低減出来ますが、スイッチングノイズのような高い周波数には効果が低くなってしまいます。

After

電子回路の電源でノイズが発生し、対策をする際には、アルミ電解コンデンサだけでは低い周波数の改善しか出来ません。中域の周波数にはフィルムコンデンサ、高域の周波数にはセラミックコンデンサを混合して使用する等、コンデンサの周波数特性を考慮することで、全帯域のノイズに効果を発揮する対策を取ることができます。

◆まとめ◆

電子回路の電源でノイズが発生して動作不良の原因となることがあります。ノイズの対策をする際には、周波数に応じてコンデンサを選定することにより、全帯域のノイズに効果を発揮し、動作不良を防止することができます。