POINTS
設計のポイント

マイコンのIOポートはESD保護対策を行う

Before

マイコンを使用した回路を設計する際には、静電気やサージなどの対策を行なわないと故障してしまうことがあります。上記の回路図の場合だと、マイコンの入出力ピンと外部インターフェースと回路的に繋がっている為、静電気などの影響を受けやすく破損してしまう事があります。

After

マイコンを使用した回路を設計する際には、マイコンの入出力ピンには上記の回路図のように保護回路を通して外部へ接続します。保護回路に使用する電子部品としては、フォトカプラ、ツェナーダイオード、バリスタなどがあります。こうした部品を使用することで、外部影響での故障を防ぐことが出来ます。

◆まとめ◆

マイコンは、静電気やサージなどの対策を行わないと故障してしまうことがありますので、マイコン設計の際には、マイコンの入出力ピンには保護回路を通して外部へ接続することで、マイコンの故障を防止することができます。