POINTS
設計のポイント

電源供給のポイント

Before

ICを複数使用する回路を設計する際に、必要な電圧精度、供給能力、配置場所を考慮せずに設計してしまうと、一時的な負荷による電圧低下、低電圧のパターンによる電圧低下等が発生し、動作不良が発生することがあります。

After

ICを複数使用する回路を設計する際に、必要な電源電圧に対して電圧精度、最大負荷に対して供給能力が十分にあるかなど、注意して設計することが重要です。電源回路の配置場所も電源パターンをなるべく短くする、負荷の近くに配置することが重要です。適切な電圧精度、供給能力、配置場所にすることでバラツキによる動作不良を防止することができます。

◆まとめ◆

ICを複数使用する電子回路を設計する場合、電圧精度、供給能力、配線場所により、動作不良の原因となることがあります。電源回路の配置場所もパターンを短くしたり負荷の近くに配置することで動作不良を防止することができます。