通信機器・ネットワーク機器メーカーのお客様で、既存のデータ変換ユニットをモジュールで外注生産されていました。しかし、ユニットに採用されていた電子部品が生産終了(EOL)となり、代替品の調達が困難に。
他社にも相談されたものの、数量が少なく「対応できない」「引き受け手が見つからない」と断られておりお困りでした。開発予算と納期が限られる中で、この喫緊の課題を解決できるパートナー企業を求めて、当社にご相談いただきました。
当社は、この課題に対し、当社の強みである一貫対応体制と、長年培ってきた熟練エンジニアの回路設計と機構設計の技術力を組み合わせた解決策を提案しました。
【提案内容のポイント】
● ハードウェアに特化した再設計
ソフトウェアは既存のものを流用し、ハードウェアのみを対象に再設計を提案。これにより、開発範囲を限定し、短納期での対応を可能にしました。
● 部品選定から設計、製造までの一貫対応
EOL部品の代替品選定から、回路設計、機構設計、そして製造までを、当社が一貫して担当。お客様の手間と管理コストを削減しました。
● 開発体制
厳しい納期に対応するため、当社開発キャパシティを最大限に活用
当社の提案と実績、そして長年にわたる信頼関係はもとより、信頼性試験も当社で実施しているため、評価頂きました。
今回は当社のハードウェア再設計により、お客様は部品EOLによる製造停止の危機を無事に回避できました。
新しいデータ変換ユニットは、既存のソフトウェア資産を有効活用しつつ、安定供給可能な部品に刷新されたため、今後も安心して製造・販売を継続していただけます。また、取扱説明書の封入までエンドーユーザー様にお届け出来る形式で納品も可能です。
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