POINTS
設計のポイント

電源系の基板パターン配線はノイズ低減のため太くする

Before

電源系の基板パターンを設計する際に、電源ラインのパターン配線で、細いパターンを使用するとパターンのインピーダンスが高くなり電源ノイズが発生しやすくなります。また、細いパターンは電流が流れたときに電磁波、発熱にも影響します。

After

電源系の基板パターンを設計する際には、パターンのインピーダンスを下げて設計する必要があります。インピーダンスを下げるには基板のパターンを太くする必要があります。基板のパターンを太くすることにより、インピーダンスが全体的に下がり、ノイズの発生を抑えることができます。また、太くすることで、電磁波、発熱にも優位に働きます。

◆まとめ◆

プリント基板のパターンを設計する際、電源ラインを細いパターンを使用すると電源ノイズや発熱に影響され、動作不具合の原因となります。電源ラインのパターンを太くすることにより、ノイズの発生を抑え、電磁波、発熱に優位となり動作不具合を防止できます。