Raspberry Pi(ラズベリーパイ、通称:ラズパイ)は、その優れたコストパフォーマンスと開発の容易さから、プロトタイプ開発や教育現場で欠かせない存在となりました。
しかし、いざ「製品化」や「産業用途」での導入・量産化を検討する際、多くの設計担当者が供給の不安定さや長期信頼性の壁に直面します。
本記事では、ラズパイをそのまま産業機器に組み込む際のリスクを整理し、製品化を実現するための「専用マイコン基板化」という解決策について、電子部品流通と受託設計のプロであるハマトウカンパニーが詳しく解説します。
ラズパイはもともと教育・研究用途として開発されたシングルボードコンピュータであり、工場などの過酷な環境下での24時間365日稼働を前提とした設計ではありません。
ラズパイの標準ストレージであるmicroSDカードは、頻繁なデータの書き込みや読み出しによってフラッシュメモリが劣化し、不良ブロックの増加やファイルシステムの破損を招くことで、データ消失やOSの起動不全を招くリスクがあります。
産業用PCと比較すると安定性は劣り、電源周りやSDカードスロットの物理的な脆弱性が指摘されています。また、特定の電圧降下やノイズによる処理性能の低下(スロットリング)が発生しやすく、対策なしでの運用は突発的な故障のリスクを孕んでいます。
コンシューマ向け部材を多用するラズパイはモデルチェンジが早く、特定のハードウェア構成を数年〜10年単位で維持することが困難です。産業機器に不可欠な「BOM(部品構成表)の固定」が難しいため、生産終了(EOL)のたびに再設計を余儀なくされる可能性があります。
ラズパイでの試作で得たソフトウェア資産を活かしつつ、ハードウェアを「専用マイコン基板」へ設計変更することで、これらのリスクを根本から解消できます。
ハマトウカンパニーは、電子部品商社としての「調達力」と、数多くの産業機器を手掛けてきた「設計・製造力」を併せ持つワンストップパートナーです。
ICのピッチ幅が狭まる高度な高密度実装からユニット組立まで一括対応。商社機能を活かし、納期遅延やEOL品への代替提案も迅速に行います。
高周波回路、医療、通信分野など、高い信頼性が求められる専門領域の設計実績が豊富です。マイコン制御からアプリ開発、Linux OSの最適化を含めたラズパイからの移行に必要な技術を全て網羅しています。
常時5,000種以上の在庫を保有しており、入手困難な部品の調達トラブルを防ぎ、製品の継続供給を強力にバックアップします。
X線解析やBGAリワーク、不具合解析設備を完備。他社製ボードで発生したトラブルの究明や、製品化前の徹底した品質検証を代行します。
「ラズパイで動くプロトタイプはできたが、量産化の自信がない」 「供給不安で製品の将来性が心配だ」
といった課題をお持ちの設計・開発担当者様。ハマトウカンパニーでは、お客様のプロトタイプを産業用製品へと導くための技術相談・VA/VE提案を随時受け付けております。設計から製造、検査までをワンストップで管理することで、短期間かつ高品質な製品化をサポートいたします。
ストップで管理することで、短期間かつ高品質な製品化をサポートいたします
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